■#03 《Good  Days》 --

1970年頃の小樽市街。 旭展望台から望む。
今では姿を消した建物、形を変えて残るもの、色々あります・・・。
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同じく70年頃、雪の小樽運河。

現在はビアホールになっている倉庫と当時はまだたくさん係留されていた船・艀達。
既にこの頃『斜陽の町』と言われて久しいのですが、この時代に生まれ育った人間にとってはノスタルジーの塊、心の原風景と言う人も多いです。

ずいぶん薄暗い写真だと思うでしょうが、実際の小樽の冬空もこんな“鈍色”な事が多いのです。
街全体が灰色に沈んで重苦しい雰囲気が漂うのですが、そんな情景が矢鱈似合って格好いい街。
この街で永く暮らしたのちには『毎日をドラクロワの絵の中で過ごしていたようなものだなぁ・・・』などと気取ったことをホザイてみても良いかと。

1980年代初めまで裏日れたまま、当たり前のように存在していた風景も運河の埋め立て・道道拡幅に伴って美しく整備され、今では一大観光スポットとなりました。
新しく生まれ変わった運河ももちろん素敵ですが、往事の雰囲気を忍ばせる北運河も是非訪れて頂きたい場所です。

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